告知

不動産を売買する際に売主様から買主様へ「物件状況報告書」や「付帯設備表」といった書類をお渡しします。

「物件状況報告書」は、「告知書」とも言われます。これは、売買する不動産に中古住宅であれば、現在時点で、または、過去に「雨漏り」や「給排水設備の故障」「シロアリの被害」などがなかったか、「土壌汚染の可能性」「騒音の有無」「事故の有無」など、売主様が知っている情報を買主様へ告知するための書類です。

告知書に記載されている項目については、あらかじめ売主様から告知された内容を買主様へお伝えしたうえで、契約に進んでいただきますが、私たち不動産業者が初めて知るような事実が後になって出てきてしまうと、契約締結に至らなくなる可能性もある重要な内容となります。

「付帯設備表」については、建物内外にある設備機器やカーテン、照明器具といった物が何処にいくつ付いているかを書面にまとめたものになります。

こちらも事前に売主様へ確認をしたり、不動産会社で調査をして内覧の際に買主様へご説明はしていますが、売主様が把握している不具合などがある場合は、ここに記載して改めて買主様に告知します。

こちらの書類に記載する設備の不具合内容についても、不動産会社に事前に教えておいた方が後のトラブルは少なくなります。

物件の売買について、皆様が気持ちよくお取引をしていただけるよう私たちも精一杯、お手伝いをさせていただきます。お困りの際には、お気軽にご相談ください。

【ブログ担当：売買営業／加藤】