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墨出し

秋田市の不動産・建築に関することは財産コンサルティングにおまかせください。
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建築で用いられる墨出しとは設計図に記載されている柱の中心線や建物の角の位置を原寸大で基準線を書き出す作業です。

墨出しの種類としては

・芯墨(しんずみ):主に柱の中心線

・逃げ墨(にげずみ):測りたい基準線から一定の距離を空けて出す線

・陸墨(ろくずみ):天井や床などの高さを測る線

・地墨(じずみ):平らな床面に書き出す線

・小墨(こずみ):柱のサイズや位置だし壁の厚みなど床面に墨打ちした線

墨つぼ(元々は木で出来ている物で壺の部分に墨を入れ糸車に巻き取られている糸で先端にはカルコと言われる針がある)や墨指し(竹で作り先端を削りながら使用し文字や線を書く)指矩(直角や寸法を測るL型の定規)下げ振り(錘重ともいいますが先端が尖ったおもり)を使い墨出し作業をします。この墨出しが正確に出来ないと後で恐ろしいことが起こります。ですので墨出しは基本ではありますが非常に重要な作業になります。


【ブログ担当:工務/齋藤】


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