雪あかり

私の実家のある、岩手県のとある田舎町では毎年２月、「雪あかり」というイベントが開催されます。今年は2月11日に行われ、行ってきました。

いろんな雪像や大小さまざまなかまくら、道路の雪壁に作った穴などに、ろうそくを灯すこのイベント、町を挙げてほぼ全世帯が参加協力し行われます。

山に囲まれ、街頭がほぼ全くなく、夜になると月と星の光が唯一の明かりですが、この時だけは違います。柔らかなろうそくの灯りが幻想的な世界観を生み出し、とてもきれいに町全体を包みます。

半端でない豪雪の地域ですが、毎年この日は雪があることに感謝し、ほっとした夜を楽しませてくれます。

厳しい寒さと雪量に悩まされるものの、辛さの中の安らぐひと時はかけがえのないものです。また頑張ろう！って思えます。

今年の冬ももう間もなく終わり、暖かな春がやってきます。季節の変化を楽しめる気持ちを、いつまでも持ち続けていきたいと思わせてくれました！

【ブログ担当：売買営業／照井】